2010年12月26日日曜日

太宰治「走らぬ名馬」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第23回から、一部を抜粋。
おなじみの数学者朗読パフォーマー・照井数男が、太宰治作「走らぬ名馬」を読みました。
水城からのリクエストで、フリージャズモードでガンガンやってもらいました。飛び入りのフルートほかいろいろな楽器や、声での参加も入り交じって、まさにフリーセッション。
朗読、照井数男。ピアノ、水城ゆう。

次回の「げろきょでないと」は2011年1月11日の開催となります。
詳しくはこちら

2010年12月25日土曜日

水城ゆう「身体のなかを蝶が飛ぶ」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第23回から、一部を抜粋。
ひょっとして中野ピグノーズ・初デビューの徳地尚子が水城ゆう作「身体のなかを蝶が飛ぶ」を読みました。徳地尚子はまだ朗読を始めてたった3か月のルーキーですが、その反応性とテライのない表現は、天性? 今後が楽しみなパフォーマーです。
朗読、徳地尚子。ピアノ、水城ゆう。電子音は照井数男。

次回の「げろきょでないと」は2011年1月11日の開催となります。
詳しくはこちら

2010年12月24日金曜日

【録画】「沈黙の朗読」を全編オンエア@Ustream番組「UBunko」

先日、UStream番組「UBunko」から生放送でお送りした「沈黙の朗読——記憶が光速を超えるとき」公演全編の模様ですが、録画モードでいつでも見ることができます(ネット映像として圧縮されてますのでクオリティはあまり高くはありません)。

2010年12月10日に名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールでおこなわれた公演「沈黙の朗読——記憶が光速を超えるとき」のビデオ映像の全編です。
記録用映像なので、カメラは固定の1台、音声もカメラで拾ったものなのですばらしいわけではありませんが、公演の全容をご覧いただけます。
名古屋の会場までお越しいただけなかった方は、ぜひご覧ください。
聴取はこちらから。

新美南吉「ゲタニ バケル」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第23回から、一部を抜粋。
ママさん朗読者の矢澤亜希子が新美南吉作「ゲタニ バケル」という、とってもかわいい話を読んでくれました。
朗読、矢澤亜希子。ピアノ、水城ゆう。

次回の「げろきょでないと」は2011年1月11日の開催となります。
詳しくはこちら

2010年12月23日木曜日

水城ゆう「Night Passage」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第23回から、一部を抜粋。
フレッシュな朗読パフォーマーの嶋村美希子が水城ゆう作「Night Passage」を読みました。
朗読、嶋村美希子。コンピューター、照井数男。ピアノ、水城ゆう。ほかにお客さんの飛び入りでいくつかの鳴り物がはいってます。

次回の「げろきょでないと」は2011年1月11日の開催となります。
詳しくはこちら

2010年12月22日水曜日

「沈黙の朗読」を全編オンエア@Ustream番組「UBunko」

2011年12月11日に名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールでおこなわれた公演「沈黙の朗読――記憶が光速を超えるとき」のビデオ映像を全編、お送りします。
記録用映像なので、カメラは固定の1台、音声もカメラで拾ったものなのですばらしいわけではありませんが、公演の全容をご覧いただけると思います。
名古屋の会場までお越しいただけなかった方は、ぜひご覧ください。

放送は明日12月23日(木)午後8時より。
視聴はこちらから。

夢野久作「月蝕」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第23回から、一部を抜粋。
2010年12月21日。月蝕の日。あいにく、東京は雨でしたが、それにちなんだ演目を唐ひづるが読んでくれました。夢野久作の「月蝕」という詩です。

朗読、唐ひづる。バイオリン、ピグノーズ店主の瑞穂さん。ピアノ、水城ゆう。ほかにお客さんの飛び入りでいくつかの鳴り物がはいってます。

次回の「げろきょでないと」は2011年1月11日の開催となります。
詳しくはこちら

2010年12月18日土曜日

沈黙の朗読@名古屋ウェルバ・アクトゥス公演より抜粋

2010年12月10日、愛知県芸術劇場小ホールにておこなわれた公演「沈黙の朗読」から一部を抜粋してお送りします。
作、水城ゆう。
出演は朗読・榊原忠美、クラリネット・坂野嘉彦、ピアノ・水城ゆう。

なおこの公演に使われたテキスト全文(シナリオ)を「水色文庫」で公開しています。

2010年12月16日木曜日

【録画】「特殊相対性の女」を全編オンエア@Ustream番組「UBunko」

先日、UStream番組「UBunko」から生放送でお送りした「特殊相対性の女」公演全編の模様ですが、録画モードでいつでも見ることができます(ネット映像として圧縮されてますのでクオリティはあまり高くはありません)。

2010年12月11日に名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールでおこなわれた公演「特殊相対性の女」のビデオ映像の全編です。
記録用映像なので、カメラは固定の1台、音声もカメラで拾ったものなのですばらしいわけではありませんが、公演の全容をご覧いただけます。
名古屋の会場までお越しいただけなかった方は、ぜひご覧ください。
聴取はこちらから。

2010年12月8日水曜日

夜ゼミメンバー全参加「ばかの会」の巻

げろきょの夜ゼミにひさしぶりに集まったゼミ生の皆さん。
参加者は野々宮、久保りか、とくち、岩崎、ヤザワ、照井の面々。ドーナツを食べながら、ばかばかしい話を飽きもせず続けます。
おヒマな方はどうぞ。
あ、最後に、2010年12月10日(金)15:30と11日(土)19:30の2回おこなわれる公演の案内をしてます。名古屋の芸術文化センター(愛知県芸術劇場)小ホールにて、第二回ウェルバ・アクトゥス・アート公演の「Ginga - 宮澤賢治・時と地と星 - 」に岩崎さとこも野々宮卯妙も照井数男も水城も出演します。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年11月30日火曜日

朗読ゼミ・ブンガク部とはなにか/あるいはブンガクとはなにか

今夜はこれから現代朗読ゼミの月一回の活動である「ブンガク部」が開催される。
朗読において、その表現材(テキスト)として文学作品を扱うことが多い。とくに著作権処理に面倒がない古い文学作品を使うことが多い。
古い文学作品を使う理由は、ただ「著作権処理が面倒でない」という理由だけではない。朗読行為と深く関係がある「人が言葉を使ってなにかを表現する」という原理的な行為の結晶がそこにあり、また明治後期から昭和にかけての近代文学には、文学行為の要素がほとんどすべて現出されているからだ。
つまり、わざわざ現代文学を使わなくても、文学行為に深くコミットした朗読行為が可能である、ということだ。
これらの「著作権が消滅した古い文学作品群」は、もうひとついえば、50年、100年という時をへていまだに読みつづけられているテキストであり、それにはそれなりの理由がある。いま、たとえば本屋の店頭に毎月のように現れては消えていく膨大な量の文芸作品のなかの、はたしてどのくらいが100年後も読まれつづけているだろうか。
私たちは、いま目の前にある作品が100年後も読まれているかどうか、判断するすべを持たない。
まあ、好きな作品ならなにを読んでもいいのだが、もし文学行為に深く関わるような朗読表現の勉強をしたいのであれば、50年以上の年月のふるいに残ってきた作品を使うのが無難だろう。

こんなことを書きたいのではなかった。
文学行為に深く関わる朗読表現をめざす、というと、多くの人は、
「作品世界を深く理解し、それを朗読者という媒介者を通して聴き手に伝えなければならない」
というようなことをいう。
また、こう読まねばならない、イントネーションは正しく、言葉のキレはよく、明瞭で美しい日本語で、こうしろああしろと、「ねばならない」のかたまりのような指導が行われることが多い。
それはまったく文学行為の本質を理解していない指導といわざるをえない。
文学行為とはなにか。あるいは文学とはなにか。文学作品を読むにあたって、朗読者はそのことをまず深くかんがえてみる必要がある。
今夜の朗読ゼミでは、そこのところをまず押さえてみたい。
いつものように、テキストは夏目漱石の『三四郎』。このテキストがまた極めつけに楽しいのだな。
(演出・水城ゆう)

2010年11月20日土曜日

宮沢賢治「祭の晩」@中野ピグノーズ「げろきょでないと Vol.22」

2010年11月16日(火)に中野ピグノーズでおこなわれた「げろきょでないと」の第22回ライブから、宮沢賢治の「祭の晩」という短編の朗読セッションをお送りします。
朗読は野々宮卯妙と照井数男。
照井数男はMacBookを使った電子音源やヴォイス加工でも参加しています。
そしてピアノは水城。
即興性の高い、参加者もどこへ行くのかわからない、スリリングなセッションとなりました。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年11月19日金曜日

朝ゼミ・気づき報告(2)

つづきです。
現代朗読協会の朗読ゼミでは、毎回、最初に mindfulness の実践のために「気づき報告」をお互いにおこなっています。
そこでは朗読や表現に限らず、さまざまなことが話し合われる楽しい時間でもあります。
2010年11月18日の朝ゼミでおこなわれた気づき報告の一部をご紹介します。

ケロログ「RadioU」で配信中。

朝ゼミ・気づき報告(1)

現代朗読協会の朗読ゼミでは、毎回、最初に mindfulness の実践のために「気づき報告」をお互いにおこなっています。
そこでは朗読や表現に限らず、さまざまなことが話し合われる楽しい時間でもあります。
2010年11月18日の朝ゼミでおこなわれた気づき報告の一部をご紹介します。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年11月17日水曜日

宮沢賢治「春と修羅・序」@中野ピグノーズ

現代朗読協会が中野ピグノーズで毎月おこなっている定例ライブ「げろきょでないと」の第22回から、一部を抜粋。
2010年11月18日、この日はいまにも雨が降りそうに寒く、お客さんも少ないと思われましたが、飛び入りの朗読&ヴォイス、ドラムスなどがあって、意外にも大変盛り上がりました。
この演目は、宮澤賢治の「春と修羅」という詩集の「序」の部分を、野々宮卯妙と照井数男が朗読したものです。
ほかに、ドラムスに飛び入りのアキモトさん、ヴォイスにやはり飛び入りのヤギさん、ちょこっとパーカッションでトクチさん、そしてヴァイオリンは店主の瑞穂さん、ピアノは水城ゆうと、大変ににぎやかなセッションとなりました。

野々宮卯妙、照井数男、水城ゆうは、12月に愛知県芸術劇場でのウェルバ・アクトゥス・アートの公演にも出演します。

2010年10月29日金曜日

朗読パフォーマンス:新美南吉「一年生たちとひよめ」

東松原のレストラン〈スピリット・ブラザーズ〉のオーナー人見さんの呼びかけで、何組かのパフォーマーが児童養護施設の子どもたちのためのボランティア・イベントのために結集した。
何度かおこなわれたイベントのうち、2010年9月5日におこなわれたものの一部で、新美南吉の短編「一年生たちとひよめ」を朗読パフォーマンスにしたもの。

出演は歌の伊藤さやか、朗読の嶋村美希子、照井数男、野々宮卯妙。
演奏は水城ゆう。

2010年10月28日木曜日

朗読パフォーマンス:中原中也「猫」

東松原のレストラン〈スピリット・ブラザーズ〉のオーナー人見さんの呼びかけで、何組かのパフォーマーが児童養護施設の子どもたちのためのボランティア・イベントのために結集した。
何度かおこなわれたイベントのうち、2010年9月5日におこなわれたものの一部で、中原中也の詩「猫」を朗読パフォーマンスにしたもの。

出演は嶋村美希子。
演奏は水城ゆう。

2010年10月27日水曜日

朗読パフォーマンス「じゅげむ」

東松原のレストラン〈スピリット・ブラザーズ〉のオーナー人見さんの呼びかけで、何組かのパフォーマーが児童養護施設の子どもたちのためのボランティア・イベントのために結集した。
何度かおこなわれたイベントのうち、2010年9月5日におこなわれたものの一部で、落語で有名な「じゅげむ」を朗読パフォーマンスにしたもの。

出演は照井数男、嶋村美希子、野々宮卯妙、伊藤さやか。
演奏は水城ゆう。

2010年10月26日火曜日

朗読パフォーマンス:中原中也「サーカス」

東松原のレストラン〈スピリット・ブラザーズ〉のオーナー人見さんの呼びかけで、何組かのパフォーマーが児童養護施設の子どもたちのためのボランティア・イベントのために結集した。
われわれ現代朗読協会もあらたなオリジナル朗読プログラムを用意して、このイベントに参加した。
これは何度かおこなわれたイベントうち、2010年9月5日におこなわれたものの一部で、中原中也の「サーカス」という詩を朗読パフォーマンスにしたもの。

出演は嶋村美希子、照井数男、野々宮卯妙、伊藤さやか(歌も)。
演奏は水城ゆう。

2010年10月19日火曜日

ライブワークショップ2010の「気づき報告」

現代朗読協会の連続ワークショップでは、毎回、かならず最初に「気づき報告」というものをやっていますが、今回は「ライブワークショップ2010」から。
電車のなかの人間観察。内股で座る人、外股で座る人。姿勢や身体つきは後天的に作られる、という話や、根性やけどの話。もうすぐスタートする「ブンガク部」で読む『三四郎』のおもしろさ。

9月にスタートしたこの連続ワークショップは、11月7日の「Kenji - 宮澤賢治・音と光と土 - 」公演をもってゴールとなります。11月7日は下北沢〈Com.Cafe 音倉〉へどうぞ。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年10月17日日曜日

現代朗読朝ゼミの「気づき報告」つづき

現代朗読協会の朝ゼミの最初におこなっている「気づき報告」のつづきです。
テレビ番組で「音痴の人が20数人集まって歌うと、なぜか曲が音痴に聞こえない」というものをやっていて、その理由をめぐって大盛り上がり。
そのあとはいつものように朗読の勉強。朝ゼミで取りあげているのは、伊藤左千夫の「守りの家」という短編です。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年10月15日金曜日

現代朗読朝ゼミの「気づき報告」

現代朗読協会の「ゼミ」では、毎回、かならず最初に「気づき報告」というものをやっています。
なんでこれが朗読に関係があるのか、ということですが、実際にやってみてもらわなければわからない部分があるかもしれません。
まず、「気づき」とはなにか。朗読とどう関係があるのか。
今回は、期待されたときにどうしても生じてしまう「義務感」について、そして、非暴力コミュニケーション(NVC)の重要な考え方のひとつである「ニーズに触れる」ということについての話し合いがありました。
10月14日(木)の朝ゼミの記録から、前半部分をお送りします。

ケロログ「RadioU」で配信中。
⇒ http://www.voiceblog.jp/radiou/1242036.html

2010年9月29日水曜日

「裏を読む、たくらむ、準備する」ことをやめていく

少し前の現代朗読ゼミから。
海外生活が長かったレイラさんからの、
「こまやかな配慮とか、裏の裏を読むといった日本社会特有の文化を会得しなければ、繊細な表現はできないのか」
という問題提起を受けて、現代朗読ではまったく逆の方法を提示するという話。裏を読む、たくらむ、準備するといったことをすべてやめていく、無意識にやってしまいがちなことを身体的なものを含めやめていく練習をする、ということについて。
発声についても同様の考え方を示します。まずは「息を全部吐き出す」ところからスタート。
こういった方法論は10月16日にもおこなわれる「現代朗読協会の話し方教室」にも通じる話です。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年9月17日金曜日

手芸部から朗読部へ、そして表現すること

現代朗読協会のあたらしいゼミ生の徳地尚子さんを迎えて、朝ゼミメンバーのまりも、野々宮卯妙とおこなった「朝の語らい」です。
徳地さんがなぜ現代朗読協会に来たのか、手芸部から朗読部へ転身したそのわけを聞きました。
そこから話は、朗読=表現=アウトプットのクオリティをあげるためには日常生活の質のことからかんがえていく、ということや「自分を表現する」とはどういうことなのか、といったことへと広がっていきました。

ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年8月24日火曜日

水城ゆう「Cat Plane」朗読:嶋村美希子

2010年8月21日におこなわれた下北沢〈Com.Cafe 音倉〉のオープンマイクイベントに、現代朗読協会メンバーの嶋村美希子が参戦しました。
水城ゆうの「サウンドスケッチ」シリーズの作品を朗読しました。
テキストの内容はかなりアブナいんですが、嶋村美希子は若手らしく一気に駆け抜けていってます。

2010年8月23日月曜日

水城ゆう「Cat's Christmas」朗読:嶋村美希子、照井数男

2010年8月21日におこなわれた下北沢〈Com.Cafe 音倉〉のオープンマイクイベントに、現代朗読協会メンバーの嶋村美希子と照井数男が参戦しました。
水城ゆうの「サウンドスケッチ」シリーズの作品を、デュオ朗読しました。
照井数男の子猫ちゃんがなんともグロい。
ピアノは水城ゆう。


萩原朔太郎「猫」朗読:嶋村美希子

2010年8月21日におこなわれた下北沢〈Com.Cafe 音倉〉のオープンマイクイベントに、現代朗読協会メンバーの嶋村美希子が参戦しました。
その最初の作品である詩の朗読です。
ピアノは水城ゆう。

芥川龍之介「蜘蛛の糸」朗読:まぁや、玻瑠あつこ、野々宮卯妙

2010年8月21日におこなわれた下北沢〈Com.Cafe 音倉〉のオープンマイクイベントに、現代朗読協会のメンバーが参戦しました。
おなじみの作品が、現代朗読ならではの即興性のある動きをまじえた朗読パフォーマンスになっています。
その抜粋映像です。

2010年8月15日日曜日

太宰治「女生徒」朗読:照井数男

現代朗読協会は毎月第一/第三火曜日の夜、中野ピグノーズで「げろきょでないと」朗読と音楽セッションを開催しています。
8月3日におこなわれたセッションから、照井数男による演目をご紹介します。
太宰治作「女生徒」の冒頭部分を、なんとひとりでMacを操作しながら効果音をいれてひとりで朗読するという、いわばDJ朗読に挑戦した照井数男。
これ、かなり斬新で、しかも将来的に発展していけばおもしろい手法かもしれません。注目です。

次回「げろきょでないと」は8月17日(火)の夜です。

竹久夢二「秘密」朗読:野々宮卯妙

現代朗読協会は毎月第一/第三火曜日の夜、中野ピグノーズで「げろきょでないと」朗読と音楽セッションを開催しています。
8月3日におこなわれたセッションから、野々宮卯妙と水城ゆうによる演目をご紹介します。
竹久夢二作「秘密」をピグノーズ常連の野々宮が、不思議な雰囲気(一部「色っぽかった」という意見あり)で読んでいます。

次回「げろきょでないと」は8月17日(火)の夜です。

2010年8月14日土曜日

水城ゆう「Cat Plane」朗読:嶋村美希子

現代朗読協会は毎月第一/第三火曜日の夜、中野ピグノーズで「げろきょでないと」朗読と音楽セッションを開催しています。
8月3日におこなわれたセッションから、嶋村美希子と水城ゆうによる演目をご紹介します。
水城ゆう作「Cat Plane」をピグノーズ初出演の嶋村が、キュートに、フレッシュに読んでいます。

次回「げろきょでないと」は8月17日(火)の夜です。

2010年8月13日金曜日

水城ゆう「Night Passage」朗読:嶋村美希子

現代朗読協会は毎月第一/第三火曜日の夜、中野ピグノーズで「げろきょでないと」朗読と音楽セッションを開催しています。
8月3日におこなわれたセッションから、嶋村美希子と照井数男による演目をご紹介します。
水城雄作「Night Passage」いわゆる「ぼくはロボット」をピグノーズ初出演の嶋村が、キュートに、フレッシュに読んでいます。また、Macを操っての電子音楽での共演は、朗読もやる照井数男です。

次回「げろきょでないと」は8月17日(火)の夜です。

萩原朔太郎「猫」朗読:嶋村美希子

現代朗読協会は毎月第一/第三火曜日の夜、中野ピグノーズで「げろきょでないと」朗読と音楽セッションを開催しています。
8月3日におこなわれたセッションから、嶋村美希子と水城ゆうによる演目をご紹介します。
萩原朔太郎作「猫」をピグノーズ初出演の嶋村が、キュートに、フレッシュに読んでいます。

2010年7月27日火曜日

遠方からのげろきょ会員申込み

時々、遠方の方から現代朗読協会の正会員になりたいという申込みがある。
ウェブサイトや YouTube 映像を見て、私たちの活動に共感し仲間になりたいと思って申し込んでくれる人が多いのだ。
げんに四国、関西方面、中京方面など、東京に通ってくるのは難しい人たちが仲間になっている。
数日前も大阪にお住まいの方から申込みがあった。
それに対する事務局からの返信を紹介しておく。遠方で入会を検討している方がもしおられたら、参考にしてほしい。

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このたびは現代朗読協会へお問い合わせいただき、ありがとうございます。
入会をご希望とのこと、ありがとうございます。
http://www.roudoku.org/aboutus/admission.html
にありますとおり、入会金(初年度会費)の納入をもって完了とさせていただいております。

大阪にお住まいとのことですが、
現代朗読協会とどのようにかかわりたいとご希望かを教えていただけますか?
ちなみに、協会に実際に通えない方で会員になってらっしゃる方は、
在宅(スカイプ)講座やゼミ生としてスカイプ参加されている方がほとんどです。
また、徐々に東京以外での活動も広がっています。
今年は名古屋で、12月の公演にむけて毎月ワークショップを開催しています。
(主催はウェルバ・アクトゥス制作実行委員会となっています)
一日講座などには関西はじめ遠方からおいでになる方も多く、
会場や募集などお世話くださる方がいればこちらからも喜んで参りますので、ご検討ください。

その他ご不明な点、ご希望等、お気軽にどうぞ。
ご連絡お待ちしております。
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2010年4月21日水曜日

どこへでも「現代朗読」を持ってお邪魔しますよ

 先日の現代朗読一日講座(http://www.roudoku.org/ws/ws_1day.html)の参加者に、茨城からお越しの方がおられた。
 一日講座や体験ワークショップにはけっこう遠方から来られる方が多い。これまでにも名古屋、三重、岐阜、滋賀、静岡、石川、富山、新潟といった中部地方を中心に、関西、四国、そして東北、北海道からの方も来られている。茨城がとくに遠いというわけでもない。
 こういった方はほとんどがネットを検索し、現代朗読協会のホームページを読み、ときには私のBLOGやYouTube映像をご覧になって、申しこんで来られるのだ。
 なにしろ遠方からのお越しである。参加費のほかに交通費や、場合によっては宿泊費も必要になるだろう。それだけの時間と費用をかけてわざわざお越しになるのだから、それなりの強い動機がある。

 多くの方が、地方ゆえの、学ぶ機会の少なさを理由にあげる。地方でもカルチャーセンターや自治体、放送局が主催する朗読教室はある。が、それらのいずれもほとんどが、私のいうところの「従来型」の朗読教室なのだ。
 私がいう「従来型」というのは、昭和以降、とくに戦後のラジオやテレビなどのマスコミ媒体で職業的に活躍しはじめたアナウンサー、ナレーター、声優、放送作家、といった人たちが教師となっておこなっている朗読指導の場のことだ。もしくはその方たちに指導を受けた孫請けの指導者による教室のことだ。
 これらの多くが実演者による「経験則」に基づいた指導が中心になっているのに対し、現代朗読協会では「コンテンポラリー」な「表現」についての、多ジャンルを横断的に参照しながらの、経験や伝統にのっとらない理論と実践によるゼロからの朗読表現をおこなっている。
 従来型の、日本語発音がどうの、滑舌がどうの、美しくなめらかな発声がどうの、作品の内容を正しく伝えるための抑制された表現がどうの、といった指導内容に物足りなさや違和感を覚えている人が、現代朗読協会のホームページを読んでなにかビビッと来るものを感じ、遠路はるばるやってくるということらしい。
 とくに地方でなくても、東京でも事情は似たようなものだと思うけれど。

 現代朗読協会でやっていることは、一見、表面的には従来型の朗読とあまり変わらないように見えることがある。げんに多くの朗読指導者の方が、
「結局は私たちとおなじことをやっているんですね」
 という感想を持たれる。とくに、コミュニケーションとしての表現をめざしていること、表現者とオーディエンスとの共感の場を作ることが目的であること、などを説明すると、表面的に「おなじことをやっている」というふうに受け取られることが多い。
 実際にはまったく違う。出発点が違う。トラディショナルもしくはそれですらない「芸能」と、コンテンポラリー表現の違いなのだが、これはなかなか言葉で説明しつくすのは難しい。深く理解してもらうことも難しい。
 だから私はこのように、毎日こつこつと、実演者はもとより、オーディエンスの側にもなんとか私たちが目指している「現代の」「いまの私たちのあるがままの共感としての」表現の場について理解してもらいたいと、しつこく言葉をつらねつづけているのである。

 話がずれた。こんなことを書きたかったのではなかった。
 地方はもとより、東京近辺においても、もし「現代朗読について知りたい、やってみたい」という人がいたら、どうぞ気軽に声をかけてほしい、ということだ。
 先日の茨城の人も、何人か集まって勉強会をやっているという。そのなかで彼女がひとり代表となり、一日講座に現代朗読のエッセンスを学びにきたのだという。彼女が持ちかえったエッセンスはお仲間の皆さんにいくらかでも伝わっただろうか。もしそうだとしたらこんなにうれしいことはない。
 それより、皆さんの集まりの場に私を気楽に呼んでくれればいいと思うのだ。茨城くらい近いものである。
 茨城でなくても、北海道でも九州でも、あるいは練馬でも、私はどこへでもお邪魔する用意がある。ひとえに、現代朗読のエッセンスについて、なるべく誤解なく、深く理解していただき、だれもにその方法を応用して自由で生き生きした表現活動を明日からでもやっていただきたいからだ。

2010年3月29日月曜日

自分の身体の状態/生理に耳をすまし読む

 現代朗読協会でおこなっている朗読ゼミから。
 自分の身体の状態/生理に耳をすまして読んでいく。そのための音を使ったプラクティスの様子の一部です。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年3月23日火曜日

中野ピグノーズ「げろきょでないと」Vol.10 抜粋映像

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第10弾が、2010年3月16日におこなわれました。
その全体像を、ごくかいつまんだ抜粋ではありますが、ご紹介します。
朗読は野々宮卯妙、山下櫻子、唐ひづる、照井数男。演奏はピアノ/キーボードのMIZUKI、ゲスト参加のベースの山野千春さん、バイオリンのmizuhoさん。口琴で照井数男も参加してます。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年4月6日(火)の夜、開催されます。
また、4月3日と4日に代々木公園で開催される平和イベント〈SPRING LOVE ~春風~〉に現代朗読協会が出展するブースでも、「祈る人」プロジェクトがおこなわれます。どなたでも参加いただけます。

2010年3月20日土曜日

ワークショップ「現代朗読を体験しよう」つづき

 現代朗読協会では毎月一回「現代朗読を体験しよう」という体験ワークショップを開催しています。現代朗読という朗読表現のあたらしい手法について、一般の方にも理解してもらうことがねらいです。
 ご紹介する今回の体験ワークショップでは、夏目漱石の『坊っちゃん』の冒頭を使って、朗読表現のためにどのようにテキストを読みこんでいくのかを解説し、実際に読んでもらいましたが、その一部を紹介します。

 次回の体験ワークショップは、4月3日と4日に代々木公園で開催される「春風~Spring Love~」というイベントでの現代朗読協会の出展ブースにておこないます。どなたも気楽にお越しください。

2010年3月19日金曜日

朗読:祈る人(げろきょでないとVol.10より)

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第10弾が、2010年3月16日におこなわれました。
その模様の一部、水城雄作品「祈る人」です。朗読は山下櫻子と、下北バージョンの唐ひづる。演奏はピアノ/キーボードの水城、ゲスト参加のベースの山野千春さん、バイオリンのmizuhoさん。口琴で照井数男も参加してます。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年4月6日(火)の夜、開催されます。
また、4月3日と4日に代々木公園で開催される平和イベント〈SPRING LOVE ~春風~〉に現代朗読協会が出展するブースでも、「祈る人」プロジェクトがおこなわれます。どなたでも参加いただけます。

2010年3月17日水曜日

共同存在現象(げろきょでないとVol.10より)

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第10弾が、2010年3月16日におこなわれました。
その模様を何回かに分けてお送りしています。初回は野々宮卯妙による水城雄作品「共同存在現象」です。演奏にはアコースティックピアノのほか、シンセサイザーとシーケンサーを使っています。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年4月6日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。

2010年3月16日火曜日

ワークショップ「現代朗読を体験しよう」

 現代朗読協会では毎月一回「現代朗読を体験しよう」という体験ワークショップを開催しています。現代朗読という朗読表現のあたらしい手法について、一般の方にも理解してもらうことがねらいです。
 今回ご紹介するのは、早稲田大学の学生さんである村瀬くんに協力してもらって、朗読という表現行為の根本的なニーズについて実証的に考え、みずから気づいてもらうためのプラクティスのひとつの場面です。
 朗読というのはなにを伝えるための表現行為なのか。

 次回の体験ワークショップは、4月3日と4日に代々木公園で開催される「春風~Spring Love~」というイベントでの現代朗読協会の出展ブースにておこないます。どなたも気楽にお越しください。

2010年3月1日月曜日

児童福祉施設の子どもたちと朗読を楽しもう

 世田谷区の「福音寮」という児童福祉施設のサポートをしている人たちがいる。
 ここの子どもたちは(乳児から高校生まで)塾にも習い事にも行けないので(お金がない/予算がつかない)、勉強や音楽などを無償で教えたり、レクリエーションに連れていったりするボランティアの人たちがいるのだ。
 私はそういう人たちがいることを最近まで知らなかったのだが、朗読でボランティアができないかという話をゼミ生のレイラさんが持ってきてくれて、知ることとなかった。

 昨年9月に「メイド朗読」を開催した東松原の〈Spirit Brothers〉という店の店長が、そのボランティアに参加していて(それも初耳だった)、3月末と4月始めにお店を提供して、飲食を含むボランティアイベントを福音寮の子どもたちに提供する、という計画だ。
 現代朗読協会も喜んで参加させてもらうことにした。
 ほかに現在参加が決まっているのは、マジシャン、タップダンス、バルーンアート、アンパンマンの主題歌の双子のドリーミングさんら。
 私たちは小中学校でやっている「Kenji」を多少アレンジして参加することにしている。少しでも子どもたちに楽しんでもらえればいいし、私たちもまたその楽しみを共有できればなによりだ。

2010年2月28日日曜日

新しい朗読プログラム「ホームズ」の稽古現場から

 世田谷文学館の「巡回文学館」への協力イベントとしておこなっている現代朗読協会の学校巡回朗読プログラム。中学校と小学校を「Kenji」という宮沢賢治作品を使ったプログラムで巡回していますが、今年は新作が加わりました。
 世田谷区立上祖師谷中学校で初めて上演する予定の「ホームズ」というプログラム。文字どおり、シャーロック・ホームズを取りあげた朗読作品です。
 その出演者の皆さんとリハーサルの後になごやかトークをおこないました。
 また、出演者のひとりの菊地裕貴(20歳)は、3月6日に迫った「沈黙の朗読」にも出演します。とてもフレッシュでかわいい朗読者が、かなりとんがった表現に挑戦します。

 沈黙の朗読の詳細はこちら

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年2月26日金曜日

3月6日「沈黙の朗読」のポイント予習

 3月6日に中野ライブスペース〈Plan-B〉にておこなわれる現代朗読ライブ「沈黙の朗読」。
「沈黙」なのに「朗読」とはこれいかに?
 脚本/音楽を担当し、当日は演奏者として朗読の榊原忠美とともに出演する水城雄に、現代朗読協会の朗読者のふたり、野々宮卯妙と唐ひづるがその狙いを聞きました。
 当日は皆さんのお越しをお待ちしております。
 沈黙の朗読の詳細はこちら

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年2月20日土曜日

いよいよ近づいてきた「沈黙の朗読」

 3月6日に中野ライブスペース〈Plan-B〉にておこなわれる現代朗読ライブ「沈黙の朗読」にオープニングアクトで出演する菊地裕貴と、ライブをサポートしてくれる現代朗読協会員を迎えて、告知トーク。というより、立派なおばちゃんトークですね。
 皆さんのお越しをお待ちしております。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

朗読プログラム「Kenji」駒沢小学校での公演(抜粋)

2010年2月16日、世田谷区立駒沢小学校にて、朗読ブログラム「Kenji」の公演がおこなわれました。
対象は全校生徒なので、小学一年生から六年生までという幅のある年齢の子どもたち。
世田谷文学館がおこなっている「巡回文学館」というイベントとの共催として現代朗読協会がおこなっている公演で、文化庁の「平成21年度美術館・博物館活動基盤整備支援事業」の助成を受けています。
その模様を抜粋でお送りします。
公演レポートはこちらで読めます。

出演は朗読が野々宮卯妙、春日玲、澤田雅世、弓削雅枝、歌が和田由貴、演奏がMIZUKI。
脚本構成/演出/音楽が水城雄。

2010年2月18日木曜日

げろきょでないと Vol.8(2010.1.5)その2

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第八弾が、2010年2月16日におこなわれました。
その模様を何回かに分けてお送りしています。初回は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品「オクトパス(またはフィッシャーマン)」です。マルタ島でのひとこまです。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年3月2日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年2月17日水曜日

げろきょでないと Vol.8(2010.1.5)その1

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第八弾が、2010年2月16日におこなわれました。
その模様を何回かに分けてお送りします。初回は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品「この河」です。某北の国の国境線でのできごとをスケッチしてます。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年3月2日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。

2010年2月10日水曜日

YouBunko No.21 : まりもによる「雨の女」とトーク

水城雄のサウンドスケッチ作品「雨の女」を、まりもが朗読しました。
場所は現代朗読協会・羽根木の家。スタジオライブ収録の方式です。
音楽はMIZUKI。キーボード演奏による即興です。
作品中、官能的な描写がありますので、ご注意ください。
トークは「官能朗読家」や「官能朗読会」、去年おこなった「メイド朗読」などのコスプレ朗読についての話題で、セーラー服がいいだの、ナース服がいいだの、いったいなんの話だ、という展開です。




2010年2月3日水曜日

げろきょでないと Vol.6(2010.1.19)抜粋

中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第六弾が、2010年1月19日におこなわれました。
その模様を抜粋でお送りしています。
出演は、朗読が野々宮卯妙、照井数男、山下櫻子、演奏がうらら、mizuho、MIZUKIです。

次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年2月16日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月28日木曜日

現代朗読ゼミの時間での「祈る人」の群読

 現代朗読協会でおこなっている「現代朗読ゼミ」の1月21日(2010年)の回に、「祈る人」をみんなで読んでみました。
 参加者は唐ひづる、まりも、暫六月、野々宮卯妙、せ~じ、照井数男、城崎つきみ、嶋村美希子。キーボード演奏はMIZUKI。

「祈る人」プロジェクトがスタートしています。プロジェクトの概略については、こちらをご覧ください。

 ケロログ「RadioU」で配信中。
⇒ http://www.voiceblog.jp/radiou/1043458.html

これまでの「祈る人」関連映像
2010年1月19日中野ピグノーズでの「祈る人」の群読
「祈る人」のための伊藤さやかによる歌とMIZUKIとのトーク
「祈る人」の野々宮卯妙と菊地裕貴によるツインロードク
「祈る人」の唐ひづると野々宮卯妙によるツインロードク

2010年1月18日月曜日

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その3

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りしています。
 その3は照井数男による宮澤賢治の作品「顔を洗わない狸」のロードクセッションです。音楽陣はピアノがMIZUKI、そしてバイオリンのmizuhoさんがドラムスでも参加しています。もちろんバイオリンも弾いてますが。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月17日日曜日

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その2

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りしています。
 その2は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品のふたつ「ぼくはスポーツ / I Am Foods」のロードクセッションを、つづけてお送りします。かなりブラックな内容です。とくにお食事中の方はお気をつけください。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月15日金曜日

徹底した読み込みで立ちあがってくる世界とコンテンポラリーの方法

 2010年初のベーシックコース。今期三回目からの抜粋です。
 このクラスでは、テキストの徹底的な読み込み、読解から、イメージを立ちあげ、テキストと朗読者自身の関係性を確立し、オリジナリティのある朗読表現をおこなうことを試行しています。
 読み込むことでなぜ表現が変わるのか、コンテンポラリーの方法論、ボレロという音楽や技術論など、「気づき報告」から話はさまざまに展開しています。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その1

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りします。初回は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品「Lookin' Up」と、照井数男による「キャバクラのPR誌」からの抜粋の同時朗読(ツインロードク)セッションです。聴いたこともないような不思議な雰囲気になりました。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月12日火曜日

現代朗読はまさに「現代」の表現を勉強すること

 2010年初の入門クラス。羽根木の家の掘りごたつで暖まりながらのラジオ収録のつづき(後半)です。 人の内側にある広大な宇宙、記憶の話から始まって、20世紀小説家のプルーストやジェイムズ・ジョイスの話へと展開。そして現代朗読もどのような聴き方をしてもらいたいか、聴衆をどうやって育てていくか、という話へ。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年1月11日月曜日

普通の主婦が朗読家に変身するとき

 2010年初の入門クラスは、羽根木の家の掘りごたつで暖まりながらのラジオ収録となりました。
 年末年始をどんなふうに過ごしたかという話から、話をいきなり朗読表現の核心へ。舞踏家の田中ミン(王ヘンに民)が日常の舞踏の訓練のために、ストレッチやダンスの練習ではなく農作業をおこなっているように、朗読家が日常訓練をするとしたらなんになるのだろう。生活そのものを訓練の場と考えることはできないだろうか。
 ほかにも今年の入門でやりたい基礎的な勉強の抱負を語りあいました。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年1月8日金曜日

呼吸に使う骨格と筋肉のお勉強

 呼吸するのに使われる筋肉のことを、通称「呼吸筋」というが、具体的にどことどこの筋肉がどのように動いて骨格と連動しているのかを知っておく必要がある。
 呼吸には正常安静呼吸と努力呼吸があり、朗読や歌唱などの発声をともなう行為に使う呼吸は努力呼吸なのだが、しかしあまりに過度な「努力」は呼吸に緊張をもたらし、不安定な発声となる。どの文献にも書いていないが、私の観察と経験では、限りなく正常安静呼吸に近い努力呼吸(ゆる〜みんぐ呼吸)が自然で柔らかなその人本来の声を作れるように思う。

 正常安定呼吸はおもに、横隔膜と外肋間筋の収縮によってもたらされる。これは息を吸うときである。
 よく「腹式呼吸」という言葉が使われるが、この言葉を使うことによって非常に限定的な方向にのみ力が生まれる不自然な発声になってしまうことが多いので(とくに女性)、いったんこの言葉は忘れたほうがいい思っている。ナチュラルな呼吸は複式も胸式もなく、横隔膜も外肋間筋もともに自然に使うことで、胸郭つまり肺の膨張と収縮を自然な形でくりかえす。
 努力呼吸は胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋など、多くの筋肉が使われるが、とくに体表面に近い筋肉ではなく、体幹の筋肉いわゆるコアマッスルのほうが安定的な呼吸発声に有効である。
 コアマッスルは体育会系短期決戦型の鍛錬では強化することはできない。

 明日は体験ワークショップと、ライブワークショップの第一回の日なので、こういった知識も参加者とシェアしてみよう。

いよいよゆる〜みんぐ講座、開催です

「ゆる~みんぐ講座」講師の向井清二(せ~じ)さんがゲスト。
 現代朗読協会の新春新講座が1月9日(土)の夜18時から開催されますが、その内容についていろいろ聞きました。どうしようもない肩こりに悩まされている人、仕事でパソコンに向かう時間が多い人、声を使う仕事をしている人、その他現代人が抱えるさまざまな身体の悩みを、非常にユニークなアプローチで解決する方法。それがゆる〜みんぐです。
 情報詳細はこちら

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