2010年1月28日木曜日

現代朗読ゼミの時間での「祈る人」の群読

 現代朗読協会でおこなっている「現代朗読ゼミ」の1月21日(2010年)の回に、「祈る人」をみんなで読んでみました。
 参加者は唐ひづる、まりも、暫六月、野々宮卯妙、せ~じ、照井数男、城崎つきみ、嶋村美希子。キーボード演奏はMIZUKI。

「祈る人」プロジェクトがスタートしています。プロジェクトの概略については、こちらをご覧ください。

 ケロログ「RadioU」で配信中。
⇒ http://www.voiceblog.jp/radiou/1043458.html

これまでの「祈る人」関連映像
2010年1月19日中野ピグノーズでの「祈る人」の群読
「祈る人」のための伊藤さやかによる歌とMIZUKIとのトーク
「祈る人」の野々宮卯妙と菊地裕貴によるツインロードク
「祈る人」の唐ひづると野々宮卯妙によるツインロードク

2010年1月18日月曜日

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その3

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りしています。
 その3は照井数男による宮澤賢治の作品「顔を洗わない狸」のロードクセッションです。音楽陣はピアノがMIZUKI、そしてバイオリンのmizuhoさんがドラムスでも参加しています。もちろんバイオリンも弾いてますが。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月17日日曜日

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その2

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りしています。
 その2は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品のふたつ「ぼくはスポーツ / I Am Foods」のロードクセッションを、つづけてお送りします。かなりブラックな内容です。とくにお食事中の方はお気をつけください。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月15日金曜日

徹底した読み込みで立ちあがってくる世界とコンテンポラリーの方法

 2010年初のベーシックコース。今期三回目からの抜粋です。
 このクラスでは、テキストの徹底的な読み込み、読解から、イメージを立ちあげ、テキストと朗読者自身の関係性を確立し、オリジナリティのある朗読表現をおこなうことを試行しています。
 読み込むことでなぜ表現が変わるのか、コンテンポラリーの方法論、ボレロという音楽や技術論など、「気づき報告」から話はさまざまに展開しています。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

げろきょでないと Vol.5(2010.1.5)その1

 中野のライブスペース〈Pignose〉で「げろきょ」こと現代朗読協会のメンバーがおこなうロードクセッションのシリーズ「げろきょでないと」の第五弾が、2010年1月5日におこなわれました。
 その模様を何回かに分けてお送りします。初回は野々宮卯妙による水城雄サウンドスケッチ作品「Lookin' Up」と、照井数男による「キャバクラのPR誌」からの抜粋の同時朗読(ツインロードク)セッションです。聴いたこともないような不思議な雰囲気になりました。

 次回「げろきょでないと」は、同じく中野Pignose にて2010年1月19日(火)の夜、開催されます。
「げろきょでないと」は毎月第一・第三火曜日の夜に開催されています。


2010年1月12日火曜日

現代朗読はまさに「現代」の表現を勉強すること

 2010年初の入門クラス。羽根木の家の掘りごたつで暖まりながらのラジオ収録のつづき(後半)です。 人の内側にある広大な宇宙、記憶の話から始まって、20世紀小説家のプルーストやジェイムズ・ジョイスの話へと展開。そして現代朗読もどのような聴き方をしてもらいたいか、聴衆をどうやって育てていくか、という話へ。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年1月11日月曜日

普通の主婦が朗読家に変身するとき

 2010年初の入門クラスは、羽根木の家の掘りごたつで暖まりながらのラジオ収録となりました。
 年末年始をどんなふうに過ごしたかという話から、話をいきなり朗読表現の核心へ。舞踏家の田中ミン(王ヘンに民)が日常の舞踏の訓練のために、ストレッチやダンスの練習ではなく農作業をおこなっているように、朗読家が日常訓練をするとしたらなんになるのだろう。生活そのものを訓練の場と考えることはできないだろうか。
 ほかにも今年の入門でやりたい基礎的な勉強の抱負を語りあいました。

 ケロログ「RadioU」で配信中。

2010年1月8日金曜日

呼吸に使う骨格と筋肉のお勉強

 呼吸するのに使われる筋肉のことを、通称「呼吸筋」というが、具体的にどことどこの筋肉がどのように動いて骨格と連動しているのかを知っておく必要がある。
 呼吸には正常安静呼吸と努力呼吸があり、朗読や歌唱などの発声をともなう行為に使う呼吸は努力呼吸なのだが、しかしあまりに過度な「努力」は呼吸に緊張をもたらし、不安定な発声となる。どの文献にも書いていないが、私の観察と経験では、限りなく正常安静呼吸に近い努力呼吸(ゆる〜みんぐ呼吸)が自然で柔らかなその人本来の声を作れるように思う。

 正常安定呼吸はおもに、横隔膜と外肋間筋の収縮によってもたらされる。これは息を吸うときである。
 よく「腹式呼吸」という言葉が使われるが、この言葉を使うことによって非常に限定的な方向にのみ力が生まれる不自然な発声になってしまうことが多いので(とくに女性)、いったんこの言葉は忘れたほうがいい思っている。ナチュラルな呼吸は複式も胸式もなく、横隔膜も外肋間筋もともに自然に使うことで、胸郭つまり肺の膨張と収縮を自然な形でくりかえす。
 努力呼吸は胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋など、多くの筋肉が使われるが、とくに体表面に近い筋肉ではなく、体幹の筋肉いわゆるコアマッスルのほうが安定的な呼吸発声に有効である。
 コアマッスルは体育会系短期決戦型の鍛錬では強化することはできない。

 明日は体験ワークショップと、ライブワークショップの第一回の日なので、こういった知識も参加者とシェアしてみよう。

いよいよゆる〜みんぐ講座、開催です

「ゆる~みんぐ講座」講師の向井清二(せ~じ)さんがゲスト。
 現代朗読協会の新春新講座が1月9日(土)の夜18時から開催されますが、その内容についていろいろ聞きました。どうしようもない肩こりに悩まされている人、仕事でパソコンに向かう時間が多い人、声を使う仕事をしている人、その他現代人が抱えるさまざまな身体の悩みを、非常にユニークなアプローチで解決する方法。それがゆる〜みんぐです。
 情報詳細はこちら

 ケロログ「RadioU」で配信中。